HTTP サービスのオートスケール機能

はじめに

このドキュメントでは、HTTP サービスのオートスケールの仕様について説明します。

オートスケールで設定できるパラメータ

HTTP サービスの作成時には、インスタンス数をオートスケールするかどうかを設定する事ができます。オートスケールはインスタンスのCPU負荷に応じて実行されます。 HTTP サービス作成時に「詳細オプション」をクリックして、オートスケールのパラメータを入力してください。 以下のパラメータを指定する事ができます。

  • オートスケールを有効にする:チェックをする事でオートスケールを有効にします。
  • インスタンス数:初回起動時のインスタンス数です。
  • 最小インスタンス数:オートスケール時の最小インスタンス数です。
  • 最大インスタンス数:オートスケール時の最大インスタンス数です。

※ 全てのインスタンス数は 1から64の間で設定できますが、「最小インスタンス数 <= インスタンス数 <= 最大インスタンス数」の条件を満たす必要があります。

オートスケールの条件

  • 起動中の全てのインスタンスの平均CPU利用率が60%を超えると、インスタンス数が増えます。
  • 起動中の全てのインスタンスの平均CPU利用率が60%を下回ると、インスタンス数が減ります。
  • インスタンス数を指定していても、起動後に平均CPU利用率が低いと、最小インスタンス数までインスタンス数が減ることがあります。

オートスケール状況の確認方法

HTTP サービスのメトリクス、もしくは、リソース使用量から確認することができます。

HTTP サービスのメトリクス

リソース使用量