概要

はじめに

ABEJA Platform は、大量データの蓄積と管理、モデルのトレーニング、デプロイ、運用をフルマネージドで行うことができる PaaS(Platform as a Service)です。   

ABEJA Platform の目的

ビジネスにAIを活用する際には、データの蓄積からモデルの再学習まで、複数の工程や各種の環境を横断した実装、そして環境構築から運用までを行う必要があります。

例えば、モデルの構築過程においては、データの収集および蓄積からの取り組みが必要であり、またモデルの再学習過程においては、再度収集したデータおよびプロダクション環境で推論実行時に使用していたデータを教師データとして扱え、再学習できる仕組みが必要となります。

これらは以下の10つの工程に分けることができ、各工程の課題の解決と工程間を途切れなく繋いでいくことを目的に ABEJA Platform の開発を進めています。

現在のバージョンでは、すべての機能を API で、一部機能を CLI と 管理コンソール で提供をしています。

ABEJA Platform を利用するために

はじめての利用に沿ったスタートアップガイドは こちらから ご確認ください。

ABEJA Platform の利用は、オーガニゼーション(組織)に所属するユーザーおよびリソースが必要であり、個別の認証情報をもとに接続することができます。
また、ABEJA Platform が提供する API やCLI を利用することで、ABEJA Platform の機能を呼び出したり、組み込んだりすることができます。

  • ユーザーおよび認証については 共通仕様 をご確認ください。
  • APIについては ABEJA Platform API をご確認ください。
  • CLIについては 概要 をご確認ください。

現在の制限事項

  • データのバリデーションとしてサポートされているのは、文字コードが UTF-8 かつファイル形式が JSONJSONLinesまたは CSV の場合のみです
  • データのバリデーションは遅延実行されるため、完了するまでに数分程度かかる場合があります