モデルとバージョン

モデルは一般的には、教師データに対して構築されたアルゴリズムを適用し、学習により一般化された生成物ですが、 ABEJA Platform では、推論を実行するプログラム全体も含めたものを指します。

モデルバージョン

ABEJA Platform では作成したモデルに対してバージョン管理が可能です。 新たにモデルを作成する際にもバージョンを指定する必要があります。

モデルバージョンには、インストールするパッケージを定義した requirements.txt及びモデルハンドラー関数の実装を含むソースコード、実行環境として選択されたイメージが紐付きます。

モデルハンドラー関数

モデルハンドラー関数はモデルを実行する際に呼び出される pythonで実装された関数です。

ライブラリの追加

モデルの実行環境となるイメージは ABEJA Platform が提供しているものを選択する形式です。 各イメージにはディープラーニングのライブラリがプリインストールされており、モデルのコードから使用することが出来ます。 (各イメージにプリインストールされているライブラリはこちらから確認できます) モデルでプリインストールされているライブラリも使用可能です。 プロジェクトディレクトリの直下に必要なライブラリを記載した requirements.txt を配置し、モデルバージョンを作成することで、サービスの作成時に記載したライブラリがインストールされます。

イメージ

モデルのバージョンを作成する際に、作成したバージョンが実行される環境を選ぶ必要があります。 現在、以下のイメージが用意されています。