init

説明

abeja コマンドを利用する際の認証情報を設定します。認証情報に名前をつけることで、複数の認証情報を管理し、switch コマンドで適宜切り替えることもできます。

認証情報は ~/.abeja/config に保管されます。

概要

$ abeja config init [--help]
Usage: abeja config init [OPTIONS] [NAME]

  Initialize ABEJA credentials

Options:
  -y, --yes, --assume-yes  Automatically respond yes to confirmation prompts;
                           assume "yes" as answer to all prompts and run non-
                           interactively.
  --help                   Show this message and exit.

オプション

-y, --yes, --assume-yes

認証情報作成途中の確認プロンプトを表示せず、常に処理を続行します。

認証情報

認証情報として必要な情報は以下の通りです。

項目 説明
ユーザーID ユーザーを識別するためのIDです
パーソナルアクセストークン ユーザーを認証するためのトークンです
オーガニゼーションIDまたは名前 使用するオーガニゼーションのIDまたは名前です

これらの情報は管理コンソール右上のアカウント・メニューから確認することができます。

Account Menu

環境変数

また、これらの認証情報は環境変数でも指定することができます。

項目 対応する環境変数
ユーザーID ABEJA_PLATFORM_USER
パーソナルアクセストークン ABEJA_CLI_TOKEN
オーガニゼーションIDまたは名前 ABEJA_CLI_ORGANIZATION

abeja config init で生成したファイルの設定と環境変数の両方が存在する場合は、環境変数による指定が優先されます。

init での認証情報の設定

コマンド:

$ abeja config init
User ID              : 1098109094527
Personal Access Token: 6be7ed221d418f1a564d5d46ace29047d8a56c97
Organization ID      : 1113864244136

出力:

[INFO]: ABEJA credentials setup completed!

init での認証情報の設定 (名前つき)

コマンド:

$ abeja config init example
User ID              : 1317234056504
Personal Access Token: 98f91de714f4450e991e384197f9e6dde6e75411
Organization ID      : 1014995786418

出力:

[INFO]: ABEJA credentials setup completed!

環境変数での認証情報の指定

$ ABEJA_CLI_USER=1759331382041 ABEJA_CLI_TOKEN=03cd44... ABEJA_CLI_ORGANIZATION=1014995786418 abeja config show
abeja-platform-user:user-1759331382041
personal-access-token:03cd44...
organization-name:1014995786418